=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 6人目 佐々木舞香
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
=LOVEメンバーの秋の私服グラビアをお届けしている短期集中連載。折り返しに入った6人目で登場するのは佐々木舞香。美形に磨きがかかり、撮影中は周りからため息が漏れるほど。“秋”をテーマにしたインタビューでは、夜長にしていることなどを語ってくれました。
舞台に出て役について語り合ったり
気持ちを考えるのが楽しかったです
――ちょっと前になりますが、7月に舞台「脳漿炸裂ガール~人間動物園~」に出演。イコラブでの舞台とは違う感覚でした?
「違いました。いろいろ経験されている方がたくさんいて勉強になりましたし、イコラブを離れて活動することがあまりない中で、稽古から1カ月くらいかけたので、『こういう世界もあるんだな』と広がった感じがします」。
――どんなことが勉強になったんですか?
「イコラブで舞台をやったときは、みんな初めてでよくわからなくて、演技について語り合うことはなかったんです。今回は『この役はこういうキャラで、あの役とはこんな関係じゃない?』とか、他のキャストの方たちと話すことがあって、初めての経験ですごく勉強になりました。楽しくて『こういうお話ができるのはいいな』と思いました」。
――共演者の方とはすぐ打ち解けられました?
「私はたぶん人見知りなんですけど、カミングアウトしないと『全然そう見えない』とよく言われます。今回は19歳の私が一番年下で、イコラブではお姉さんのほうだから、それも新鮮で、皆さんがかわいがってくださって嬉しかったです」。
――演技で壁に当たったりはしませんでした?
「今まで静かな役が多くて、今回の文明開花ガールも静かといえば静かだけど、裏表が激しいキャラクターだったので、切り替えは難しかったです。でも、『どういう気持ちで怒っているんだろう?』とか『なぜイラついているんだろう?』とか考えるのは楽しかったです」。
――家でもだいぶ練習したんですか?
「やりました。皆さん台詞を覚えるのがすごく早くて、どうしようかと思っていたんですけど、実は私、台詞を覚えるのが苦手ではなかったようで、気づいたら覚えていました。動きと一緒に覚えるタイプで、『この台詞では舞台のどこに出る』とか大まかに決めて練習するのが合っていたみたい。これから舞台をやるときは、もうちょっと自信を持ってできると思います」。
――メンバーも観に来てくれたみたいですね。
「そうなんです。私の舞台を『観に行く人は?』というLINEが来て、『何人くらいいるだろう?』と思っていたら、ほとんどみんな来てくれて、すごく嬉しかったです。やる気にも繋がりました」。
――舞香さんは声優志望でしたが、女優もやりたい意欲はあったんですか?
「ドラマにも一度出させていただきましたけど、自分の顔がどアップで映るのがあまり得意ではなくて……。舞台はアップになりませんし(笑)、私はその場でパッとやれるタイプではないから、舞台で稽古期間があったほうが役を掴みやすいという発見がありました。だから、時間をかけて舞台をやりたい気持ちはあります」。
――それで、今回は“秋”をテーマにお話をうかがっていますが、まず秋と聞いて思い浮かぶものはありますか?
「さつまいもですね。好きなんです。焼きいもや干しいももおいしいけど、天ぷらにしたり、普通に切ってチンしたりもよくしてます。それくらいさつまいもが好きで、秋といえばそこかな。でも、さつまいもは値段が高い印象があって、今年はちょっと安くなることを願っています(笑)」。
――安納いもがいいとか、こだわりは?
「さつまいもなら何でも大丈夫です。むしろ安いほうが、自分で作る分にはいいかも。自炊はたまにしてます」。
――食欲の秋だけに、いっぱい食べるんですか?
「結構いきますね。いつまでもお腹いっぱいにならないんです(笑)。食べ盛りが延々と続いています」。
――スポーツの秋とは無縁でしたっけ?
「運動はダンスしかやってません。運動神経は良くなくて、あまりスポーツは得意じゃないです」。
――諸橋沙夏さんが「イコラブで運動会をやったら、ダントツでダメそうなのは佐々木舞香(笑)」と言ってました。
「えっ、私? 50m走は中学のとき、10秒台でしたけど、バスケは得意です」。
――バスケ部だったんですか?
「小学生のときに町内のバスケクラブに入っていて、一応キャプテンをやってました。ジャンケンで負けて、なったんですけど(笑)。お父さんもお母さんもバスケをやっていたので、その影響で普通にやってました」。
――「探せ ダイヤモンドリリー」のMVのみんなでバスを追い掛けるシーンで、最初は前のほうにいた舞香さんが、どんどん後ろになっていったと聞きます(笑)。
「そう。どんどん抜かれて最後から2~3番目になって、『私ってすごく遅いんだ』と思いました。でも、あのときは脚をケガしていたので、それを言い訳にしておきましょう(笑)」。
細かい手作業が好きで、刺しゅうは
夜中まで止まらなくなっちゃいます
――秋に旅行するなら、どこに行きたいですか?
「いろいろあります。去年は(髙松)瞳と秩父と川越に行きました。毎年、秋には温泉に行きたいと思うんですけど、去年の秩父温泉くらいしか行ったことがなくて……。すごく気持ち良かったので、今年もどこかの温泉に行きたいです」。
――芸術の秋ということでは、どうですか?
「最近また手芸を始めました。以前もやっていたんですけど、クッションカバーを作りたくなって、クロスステッチという刺しゅうキットみたいなもので、やるようになりました。それがすごく楽しくて、夜中まで止まらなくなっちゃいます」。
――そのクッションカバーは自分用ですか?
「とりあえずカバーを作りたいだけで、クッションを入れるかもわかりません(笑)。作ることが好きなんです」。
――他にも作りたいものはありますか?
「佐竹のん乃が本をいっぱい読むんです。だから『ブックカバーを作ったら、もらってくれる?』と聞いたら『欲しい!』と言ってくれたから、いつか作ります。手先で細々とやる系が好きで、たぶん器用なんだと思います」。
――ヘアメイクを他の人にやってあげるのも上手いとか?
「あまりやったことはないですけど、たぶんうまい気がします。A型なので几帳面にやりたいし、細かいことが気になるので、やり出したら止まらなくなります。掃除も一気にやっちゃいますね」。
――アニメでは最近ハマった作品はありますか?
「『彼方のアストラ』です。もともと原作のマンガを、『SKET DANCE』の作者さんの新作ということで読み始めたら、すっごい面白くて! 毎回『これからどうなるんだろう?』と思って、伏線の回収も上手でハマっちゃいました。アニメになると聞いたときは、ツイッターで『楽しみ』ってつぶやいたほどで、さらにその後、水瀬いのりさんが(ヒロインの)アリエス役と発表されたときは、『私信か?』と思うくらい興奮しました(笑)。夏は忙しくて、アニメはあまり観られなかったんですけど、『彼方のアストラ』だけは毎回観るようにしていました」。
――宇宙の彼方で遭難して地球への帰還を目指し、様々な困難に遭遇しながら、大きな陰謀も解き明かしていくのが、アニメでもダイナミックに描かれてました。
「結末まで知っているのにハラハラドキドキして、すごいなと思いました。マンガのストーリーがギュッと詰まって、お話もわかりやすかったです」。
――舞香さんは好きな声優さんとして水瀬いのりさんと共に、大御所の林原めぐみさんも挙げてました。
「はい。『名探偵コナン』とか『ポケットモンスター』とか、いろいろ出てらっしゃいますけど、1年くらい前に配信で『カウボーイビバップ』を観たんですよ」。
――名作ですが、20年くらい前の作品でした。
「世代ではないですけど『面白い』と聞いていて、観たら林原さんの役がすごくカッコ良かったんです。最近も『パプリカ』という映画を観て『ワーッ。すごいな』と思いました。『エヴァンゲリオン』も父が好きで一緒に観ていて、本当にいろいろな役をやられていて、あんなふうになれたらいいなと思います」。
――舞香さんは、文化祭とか秋の学校行事の思い出はないんでしたっけ?
「ないです。ちゃんと学校に行ってなかったので。文化祭って秋なんですか(笑)? イコラブに入る以前のことは何も覚えてません。その分、今が青春です」。
――この秋にはイコラブの6thシングルも発売されます。
「8月に『10月に出す』と聞いたときはだいぶ先に感じましたけど、あっという間ですね。イコラブは曲の幅が広いのが特色で、これからもいろいろなジャンルの曲を歌えるようにしていきたいです。今回はノイミー(≠ME)ちゃんの新曲が入るのも楽しみ」。
――また野口衣織さんとのデュエット曲も出したいですか?
「相手は誰でもいいです。ただ、やるなら今度はもうちょっと明るい曲を歌いたいです。『虹の素』も良い曲ですけど、私は基本的にアニソン系が好きなので。『樹愛羅、助けに来たぞ』みたいな曲をまた欲しいと思ったりします」。
――最後に改めて、この秋に「これだけはやっておきたい」ということはありますか?
「さっき言った温泉はたぶん行くと思います。あと、紅葉をちゃんと見に行ったことがないんです。通り掛かりに見るくらいでしたけど、もう大人だし、そういうのを楽しめる年になってきたと思うので、紅葉狩りをちょっと経験したいです」。
佐々木舞香(ささき・まいか)
生年月日:2000年1月21日(19歳)
出身地:愛知県
血液型:A型
佐々木舞香 個人Twitter
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